【肌や臭いに逆効果?!】体を洗いすぎてない??

ライフスタイル

皆さんは毎日お風呂で体をどの程度洗っていますか?

もしも、石鹸やボディーソープで全身隅々までゴシゴシと強く洗っているという場合は、「洗いすぎ」かもしれません。

 

「綺麗になった」という実感や達成感はあるかもしれませんが、そこまでしなくても汚れ、菌、ウイルスは落ちます。

そして、洗いすぎることによって常在菌と肌のタンパク質にダメージを与え、

肌の乾燥や肌荒れを招いてしまいます。

 

さらに、「洗わないと臭いがする」と思われがちですが、「洗いすぎること」でも臭いがします。

 

私も、良い意味でテキトーに洗うようになってから、デコルテ、背中、顔の肌荒れが少なくなりました。

そもそも物理的に取り除いているだけ

一日頑張って生活をした夜。

肌に付着していてまず気になるのは、菌、ウイルス。

ゴシゴシと洗って取り除きたい気持ちはとってもわかります。

でも、ゴシゴシしなくても落ちます。

 

そもそも手や顔、体を洗うということは、物理的に取り除いているということです。

水と石鹸で軽く洗うだけで、、、、

いや、むしろ水で洗うだけで菌やウイルスは流れ落ちます。

 

例えば、手に付着した菌は「通過菌」と言って、一時的に手についているだけです。

菌は基本的に腸や喉などの粘膜の上でないと増殖できませんので、手の上で増殖することはありません。

石鹸でゴシゴシと洗わなくても、アルコールで消毒をしなくても、増殖はしません。

そして、水で洗い流すだけで、手から落ちていきます。

むしろ、丁寧に洗いすぎたり、アルコールなどで消毒をしすぎたりすると、元々肌に存在していて免疫に関係していた常在菌を殺してしまうことになります。

常在菌がたくさん死ぬと、アレルギーや免疫低下、肌荒れに繋がるので、やめておきましょう。

 

ちなみに99.9%除菌と書かれていても、ヒトの肌で実験したわけでも無ければ、全ての菌を試したわけでも無く、大量の菌に直接石鹸や洗剤をかけて、長時間放置して生存率を測ったものがほとんど。
私たちの日常生活における除菌率には、特にあてにならない。
むしろ、本当に世の中の菌が99.9%も除菌されるなら、常在菌にとっては死活問題。

敏感な人ほどお湯だけ洗いがオススメ

手以外のお肌にも同じことが言えます。

 

菌やウイルスは水で流すだけで落ちます。

それと同時に気になるのが、皮脂や垢、ほこりなどです。

皮脂や垢はボディーソープや石鹸、洗顔料をたっぷり使い、しっかりと擦らないと落ちないと思われがち。

しかし、これもお風呂でお湯につかるだけで落ちますし、お湯や水でしっかりと体を流せば落ちます。

 

特に、デコルテや背中、お顔に肌荒れが多い人にとっては、お湯だけ洗い、水だけ洗いをオススメします。

多くのボディーソープに含まれる成分は洗浄力はあるかもしれませんが(そこまでしなくても体は綺麗になるけど)、刺激としても大きいです。

強い刺激があると、肌のタンパク質が変性し、炎症を招き、カサつきや乾燥に繋がります。

さらに、常在菌を殺してしまったり、バランスを崩してしまったりすることで荒れやすく、臭いの発生しやすい肌になります。

 

【表示に騙されない】
洗顔料やボディーソープには「オーガニック」「無添加せっけん」「防腐剤不使用」など様々な表示があります。
確かに、「オーガニック」というのは事実かもしれませんが、刺激が少ないという意味ではありませんし、表示の基準も緩いです。◇オーガニック→イメージとしては自然そのもの。過酷な自然を生き抜く植物成分そのものということは、刺激が逆に強いやつがいる。

◇無添加せっけん→せっけん以外の余計なものは入っていないかもだけど、そもそもせっけんが刺激大の物でできている。

◇防腐剤不使用→防腐剤として登録されていないもので防腐しているだけで、刺激が少ないとは誰も言ってない。強いやつもある。

とりあえずこれからやってみて

もちろん、いきなり何もつけないで洗うというのはハードルが高いかもしれません。

その場合は以下のことを試して欲しいです。

◇ナイロンタオル等でゴシゴシ擦るのを辞める
◇先に泡立てて、それを手に取り、なでるようにサッと洗う
◇アミノ酸系の物を使う
肌への刺激は大きく分けて3種類
1.紫外線や化学物質などによる化学的な刺激
2.擦る、叩くといった物理刺激
3.腸をはじめとした体内の環境悪化による刺激
ナイロンタオルなどの硬いもので、ゴシゴシと擦ることは物理刺激を増やしてしまいます。
ボディーソープなどに含まれる化学物質による肌のタンパク質変性と相まって、炎症が加速。
くろずみ、乾燥、肌荒れを招きます。

石鹸は意外と強烈

昔からあるせっけんならば安心と思いがちですが、石鹸の原料が水酸化ナトリウムです。

水酸化ナトリウムと言えば、小学校の理科の授業で先生が「触るな」と言っていたあいつです。

触れると手がの皮膚が溶けて、しばらくつるつるになってしまいます。

 

せっけんは昔から使われていて、体に優しいイメージですが、そんなことはありません。

原料である水酸化ナトリウムの威力が結構強いので、洗浄力は申し分無し。

でも、刺激も強いです。

 

使うとしても少量、軽くなでるようにするだけで十分です。

洗えば洗うほどに臭くなる

清潔に保とう、体臭を抑えて人に不快な思いをさせないでおこう。

そのためにしっかり洗おう。

頻繁にシャワーを浴びて、石鹸で綺麗にしよう。

 

心がけは素晴らしいです。

ですが、これが逆に臭いを悪化させます。

 

ここまで読んでいただけた方はもう理解できると思いますが、石鹸やボディーソープ、洗顔料を使って念入りに洗えば洗うほどに肌の常在菌のバランスが崩壊し、臭くなります。

 

臭いが気になる部分は特に要注意。

ヒトの汗の臭いの元は脇と陰部にあるアポクリン腺にあります。

アポクリン腺は思春期以降に活性化して、臭いのフェロモンを出します。

アポクリン腺から出る汗の臭いは無臭ですが、ヒトによって住んでいる細菌が違うので臭いに差があります。

細菌が汗を分解して臭いを出すからです。

 

つまり、この細菌のバランスが悪くて、「不快なにおい」を作り出す細菌が増えていると、体臭がきつくなるということ。

体を洗いすぎたり、良かれと思って制汗スプレーをしまくると、良い菌は敏感なので死にます。

良い菌は良い臭いを出すというわけではなく、「不快なにおい」を作り出す菌が増えるのを抑えます。

 

体臭が気になる人ほど、洗いと香料でごまかさない。
洗いすぎない習慣が必要です。

 

【菌の繁殖を抑えるために制汗スプレーを使うと逆効果】

繁殖が抑えられるのは敏感な良い菌でだけであって、悪い菌ほど残る。
憎まれっ子世に憚る的なイメージ。
しかも、ヒトにとって必要だから汗が出ているのであって、それを強制的に止めることになります。
汗には体内の老廃物を出したり、体温を調整する働きもあるので、オススメしません。
体内に老廃物が残れば、余計に体は臭くなります。

最後に

大昔の人たちにも、お風呂に入る文化や、体を水で流し、綺麗にする文化はありました。

でも石鹸や洗剤、洗顔料なんて存在していませんでした。

じゃあ、みんな臭かったのでしょうか?

 

そんなことないですよね。

みんなが悪臭を放ちまくっていたとすれば、おそらく人類の歴史は成立していませんよね。

実際、今でも世界各地にいる原住民の人たちは意外と臭くないらしいですよ。

 

ヒトをはじめとした、動物のほとんどは皮膚や体内にいる細菌と共生し、バランスを取っているもの。

洗剤やボディソープが一般的になったのはわずかここ数十年のこと。

何万年物あいだ、細菌と仲良くやってきたのですから、これからも仲良くしていきましょうよ。

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