姿勢が悪いとメンタルが絶望的に弱る

姿勢改善

すぐに心が折れてしまう、ネガティブに押しつぶされてしまう、怒りやすい、傲慢になりやすい、我慢できない、すぐ悲しくなる、集中できない、

こういったことは全てメンタルが不安定で弱っている状態です。

 

こういったメンタルの不安定さを改善する方法の1つが「姿勢」です。

姿勢、悪くなっていませんか?

うつむきがちな姿勢、反りかえった姿勢、歪んだ姿勢になっていませんか?

姿勢は心を反映します。

姿勢がメンタルに、メンタルが姿勢に、互いに影響を与えます。

 

心と体は繋がっています。

体が動くと心が動きます。
心が動くから体が動きます。

体が整えば心が整い、心が整えば体も整います。

姿勢を整えるということは、体のケガ防止やダイエット、スポーツ上達のためだけではありません。
体を動かすことで(姿勢を整える)、心を落ち着け、メンタルを強く保つことができます。

 

姿勢が悪いと、本当にメンタルがやられます。

それもかなり絶望的に弱ります。

姿勢はいつも大切だった

姿勢は昔から心を表現するうえで重要視されてきましたね。

ご飯を食べる時、字を書くとき、人の話を聞くとき、挨拶をするとき、お祈りをするとき、芸事に取り組むとき、何をするにおいても

「姿勢をよくしなさい」「姿勢を正しなさい」と言われて育ってきました。

 

日本人は特に「心」の大切さを深く理解していた民族。

姿勢が悪いと動きそのものが上手くいかないというだけでなく、そこに心が宿らない、心が伝わらない、そして心が萎えていくということを理解していたのでしょうね。

悪い姿勢がどんどん人の心を蝕んでいくということも。

 

ここで改めて言います。

「姿勢を正しなさい」

姿勢が悪いとなぜメンタルが?

では、姿勢が悪いとなぜメンタルが弱るのでしょうか。

個人的には気のめぐりが悪くなるとか、そういう話が好きですが、、、

 

トレーナーなので、生理学や解剖学的な観点から述べますね。

 

姿勢が悪いと言っても、いろんなタイプがあります。

猫背や反り腰や、左右の歪みやO脚、X脚、骨盤の前傾や後傾。

 

いずれにせよ、そもそもの人間の初期設定からズレてしまっているわけです。

基本的には初期設定どおりの姿勢があって、筋肉も脳も内臓も血管も、骨も、心も全て正常に働くようにできています。

 

では、姿勢の何がメンタルに影響を与えるか、もう少し詳しく見ますね。

脳への血流が悪くなる

姿勢が悪くなると、全身の血流が悪くなります。

もちろん脳への血流も悪くなり、正常に働きにくくなります。

栄養の枯渇した脳でメンタルを正常に保てるはずもありません。

呼吸が浅くなる

姿勢が悪くなると、肋骨の位置に問題が出たり、筋膜や皮膚の癒着で肋骨の動きが硬くなったりして、呼吸が浅くなります。

呼吸が浅くなると、酸素と二酸化炭素の交換が不十分で、全身に酸素が巡りにくくなります。

疲労が溜まりやすいのはもちろん、脳の栄養源である酸素が巡らず、思考や感情のコントロールが難しくなります。

 

また、呼吸には自律神経を整える役割もあります。

呼吸が浅い状態、特に吐く息が短く、吸う息ばかりが有意だと、交感神経が常に有意な状態になります。

交感神経が有意な状態が続くと、情緒を乱しやすくなります。

落ち着きのある人は共通して吐く息が長いと言われています。

腸をはじめとした内臓機能低下

内臓は、固定されているわけではなく、お腹の中で浮かぶような、ぶらさがっているような状態です。

ですから、姿勢や運動の種類によって位置が変わりますし、膜を通じて筋肉や骨と引っ張り合う関係にもあります。

良い姿勢でいる時の位置で、本来の機能を発揮するように作られていますが、

姿勢が悪くて乱れると、内臓の位置も乱れ、動きが阻害されてしまいます。

 

腸をはじめとした内臓は自律神経にも影響を与えますし、様々なホルモンの分泌にも関係しています。

内臓にストレスが高い状態では、自律神経が乱れます。

特に腸は脳に続いて神経細胞が多く、ドーパミンやセロトニンといった情緒に関わるホルモンの9割は腸からです。

ここに異常があると、メンタルを安定させることができないのは容易に想像できます。

慢性痛によるストレス

姿勢が悪い状態でいると、慢性的な痛みに繋がってきます。

痛みというストレスがある状態。

もうこの時点でメンタルは崩れています。

生きている以上、全くストレスの無い状態というのは不可能ですが、本来不要なものが理由で「痛み」として出ているストレスはできるだけ少なくしたい。

【姿勢の威力】体育座りで人を骨抜きにした歴史

皆さんが姿勢を良くしたくなるように、もう少し煽りたいと思います(笑)

 

姿勢の悪さが人を骨抜きにする威力は絶大です。

その例が「体育座り」「三角座り」です。

 

え?っと思う方がほとんどかと思いますが、この座り方は人類史上最悪の座り方で、心理学的にも生理学的にも解剖学的にも、そして歴史的に見ても褒める点が1つも無い最悪の座り方です。

 

私は小学校で「体育座り」と言われていたので以下「体育座り」と言いますね。

 

体育座りの元は、古代エジプトやナチスドイツが採用した奴隷座りです。

奴隷にこの状態で座らせていました。

すると、奴隷はだんだん自分で考える能力、気力、体力を失い、奴隷を受け入れていくようになります。

 

日本では敗戦後に導入されまして、教育現場でスタンダードな座り方になりました。

日本はそれまで正座か胡坐か、片膝を立てた座り方でした。

いまでは体育座り導入の甲斐あって、自分で考えられない大人と子ども、姿勢が崩れた子どもがたくさんいますね(嫌味)。

 

【体育座りの害】
◇元は奴隷座り
◇骨盤後傾で内臓下垂、圧迫で機能低下
◇血液循環の停滞
◇背骨に負担
◇頭が前方に突き出し、猫背やストレートネックの原因
◇顎関節症の原因になる
◇脳への血流停滞で思考能力低下、眠気
◇殿筋が機能しない座り方で、人間が姿勢を支える状況ではない
◇人として屈辱的な座り方が常態化している異常さ
本来体育の時間は胡坐で良いし、校長先生のお話も直立不動か胡坐で良いんです。

まあ、これほどに何気ない姿勢が人をダメにします。

 

【まずはここから】姿勢を整えよう

姿勢を整えると言っても、人それぞれ今の状態は違います。

ですが、まず全員にして欲しいことは、殿筋を機能させ、首を据えて背骨を良い状態にし、深い呼吸をすると言うことです。

 

【まずはこれから!】
立っている時も座っている時も
◇お尻の穴を締める(骨盤が締まり、背骨が安定する)
◇首を真っ直ぐにするために、アゴを真後ろに引く
◇ゆっくりした腹式呼吸(お腹、背中全体を膨らませ、吐く息と吸う息は1:2→3秒吸ったら6秒かけて吐く)
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綺麗な姿勢のチェックと整え方については全3回に分けた記事がオススメです。

 

 

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