膝の位置、把握していますか?

姿勢改善

皆さんに質問です。

膝を曲げ伸ばしする時、どこを膝の関節として認識し、動かしていますか?

 

ふむふむ、、、。

なるほど。

 

「」と答えたあなた。

ちょっと体の使い方がイマイチかもですよ。

 

「え、ここ膝でしょ?何がだめなの?」そう思われると思いますので、

この記事で順に解説していきます。

 

膝の正しい認識を持つだけで、姿勢、歩き方、その他様々な動作の改善に繋がります。

姿勢や動作の改善が起これば、見ていて美しい姿になり、ケガや疼痛の少ない体になります。

 

なぜ認識か?

それは、脳は実際の骨格構造よりも、イメージを優先して体の制御を行うからです。

膝をしっかり見てみよう

「膝」という一般的な体の部位を指す言葉と、解剖学的に意味する「膝」は少し認識が異なります。

解剖学的に言う膝とは「膝関節」のことです。

一般的に言う「膝」も間違いではありませんが、脳は本来の骨格よりイメージを先行させて人間の動きや姿勢を制御します。

なので、一般的概念の「膝」をイメージしながら生活をするとエラーが出る場合があります。

 

膝関節はこのような感じです。

 

一般的に言う膝(冒頭の質問で言うBの部分)は膝関節ではなく、膝蓋骨のことです。

前から膝を触ると硬い骨があると思いますが、これが膝蓋骨です。

膝蓋骨は大腿四頭筋(太もも前の筋肉)の腱が付着しており、大腿四頭筋の働きに応じて膝蓋骨が動くことで膝関節の動きを効率よくしています。

大腿四頭筋は膝を伸展する筋肉として有名です。

膝蓋骨は位置を変えますが、動きの起点にしたり、姿勢保持の時に積極的に意識する場所ではありません。

膝の認識を変えるだけで姿勢が変わる

「膝」としてあるべき認識は膝蓋骨より後ろ側です。

 

大腿骨と脛骨で関節を形成している場所です。

膝は本来ここから曲がったり伸びたりします。

そして、立っている時はここに乗っています。

 

体重は骨盤から大腿骨、そして膝関節で脛骨(すねの骨)へと伝わっていきます。

膝蓋骨を膝として認識していると、体重が乗る位置が前になりがちです。

そこからバランスを取ろうとして、体の別の場所が代償的に傾いたり、膝自体に負担がかかったりします。

その負担は姿勢の崩れや疼痛として体に出ます。

 

逆を言えば、認識を変えるだけで姿勢は良い状態に変わります。

先にも述べましたが、体の制御は実際の骨格よりもイメージが先行します。

イメージの力は良くも悪くも大きいのです。

実際の骨格や機能と擦り合わせていくことができれば、イメージは大きな助けになります。

 

【似た間違い】
膝と似た間違いに、肩の認識違いがあります。
一般的に言う「肩」は首すじやその延長線上で最も出っ張った部分です。
しかし、そこは肩関節を支えたり動かしたりする筋肉が存在している場所であって「肩関節」ではありません。
肩関節は脇です。
歪みきってしまい、拘縮してしまい、どうにも動かなくなってしまうと施術やトレーニング、リリースが必要ですが、多くの場合は認識を改めて生活をしていくことでも改善が見込めます。
今この記事を読んで理解が進んでも、ふと意識が抜けてしまったり忘れてしまったりして、認識を変えるのは大変かもしれませんが、気長に取り組んでいきましょう。

認識を変えるだけで動きも変わる

認識を変えることは姿勢はもちろん、当然動きも変えます。

膝を曲げる、伸ばす、スクワットをする、走る、歩く。

 

認識を膝蓋骨の場合と「膝関節」の場合とで動いてみてください。

体への変化を感じやすい人にとってはまるで別の動きかのような感覚になります。

 

例えば歩く動作。

膝蓋骨への認識が強すぎると膝が突っ張るような感覚があります。

特に膝を伸ばした時です。

違和感が普通になるまで

膝だけに関わらず認識を変えると「違和感」が出ます。

普段とは違う感覚です。

「え、これ間違ってる?」

「気持ち悪い」

そう思うことすらあるかもしれません。

でも大丈夫。

その違和感は大切です。

認識の違いで体がきちんと変わった証です。

 

というのも、今の歪んだ認識がノーマルになっているから。

歪んだ状態がノーマルで快適になっているから。

しかし、ノーマルだからと言って正しいわけではなく、いつか負担が来ます。

 

「違和感」もしばらくすると無くなってきます。

その時が「ノーマル」が正しい認識に書き換わった瞬間です。

 

 

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