お便秘改善は美肌に直結

美容

美肌のためにいろいろとスキンケアをされると思いますが、お便秘ではその努力も虚しいものとなってしまいます。

腸の不調は肌の不調に直結。

というのも、お便秘では、腸の悪玉菌による有毒な物質が体を巡ってしまうからです。

お肌は腸の通知表と言っても過言ではありません。

今回はお肌とお便秘の関係性、そして解消のための作戦をいくつかご紹介します。

 

どうして便秘になるの?

便秘を引き起こす要素は2つあります。

1.腸の蠕動運動の低下
2.便に含まれる水分量(腸からの水分吸収と便からの水分吸収)の減少
*腸の蠕動運動=腸の筋肉が波打つように動き、便を運ぶ動き。

 

蠕動運動が低下する理由は様々ですが、ストレスや暴飲暴食、運動不足や加齢といったものが代表的です。

腸の蠕動運動が低下すると、腸内で便が滞留する時間が長くなります。

便が滞留する時間が長くなると、便に含まれる水分が腸に吸収されすぎてしまい、便が硬くなってしまいます。

 

逆に、腸からの水分分泌が少ないと便が水分を吸収できず、便が硬くなってしまいます。

根本的な原因は様々ですが、最終的には蠕動運動の低下と便に含まれる水分量の2要素に問題が生じて便秘になります。

つまり、便秘を解消するにも、この2要素に働きかけることが効果的だと言えます(後で紹介)。

便秘になるとお肌が荒れるのはなぜ?

では、便秘になるとどうしてお肌に良くないのでしょうか?

理由は2つです。

 

1.便の腐敗が有害物資の分泌を招く
2.消化吸収機能が落ちて肌に栄養が行かない

 

便が滞留するということは老廃物が体から出ないということ。

さらに、腸に便が長く滞留すると、腐敗が起こります。

便の腐敗が進むと、腸内最近の中でも「悪玉菌」と呼ばれる菌が増殖します。

 

悪玉菌は健康な腸にも存在していますが、普段は大人しくしています。

ところが、便秘などで腸内環境が乱れると悪玉菌が元気になります。

元気になった悪玉菌はアンモニアやフェノール類と呼ばれる有害物質を作ります。

 

これらの有害物質は血液に乗って全身を巡り、もちろんお肌にも到達します。

すると、肌のターンオーバーを妨げたり、乾燥やくすみ、吹き出物をもたらします。

 

便秘による腸内環境の悪化は影響力が甚大で、いくら良いスキンケアをしていても、内側からお肌を攻撃し、肌荒れを招きます。

水を飲もう

では、ここからは便秘を解消する方法をいくつかご紹介。

便秘解消と言うと、ついつい下剤(便秘薬)に頼ってしまいがちです。

しかし、これは最終手段にして頂きたい。

というのも、「毎回頼るの?」って話になるからです。

 

下剤無しじゃ健康に生きていけない人生とかツラすぎる…。

 

下剤を飲むくらいなら、まずは水を飲んでもらいたいです。

というのも、先ほどお話した通り、便に含まれる水分量の減少は便秘を招くからです。

単純ですね。

だから水をしっかり飲もうという。

量はよく言われる1日2リットルで良いです。

でも、これが意外と飲んでない。

 

2リットルのペットボトルを買ってみてください。
それを1日で飲み切るとなると、意外と飲めていないことが分かります。
このように、明確な基準を作ると水分がしっかり取れているか分かりやすくなります。
便秘の時の水分は、できれば硬水を選んでもらえると良いです。
日本の天然水や水道水はほとんどが軟水です。
硬水:マグネシウムやカルシウムなどのミネラルを含んでいる割合が高い。口当たりが重いので日本人は不慣れ。
軟水:ミネラルを含む割合が低い。口当たりがまろやか。

硬水にはミネラルが含まれており、体に水が吸収されやすくなります(浸透圧の関係)。

 

硬水はスーパーやコンビニに売っています。

外国産のミネラルウォーターの多くが硬水です。

おそらく成分表に「硬水」と書かれているので、それを探してください。

普段飲み慣れないで、500mlを1本でも良いので、お薬だと思って飲んでみてください。

 

水分が便に吸収されてくると、少しずつ便秘が解消されていきます。

便秘解消と美肌を期待できる食べ物

水以外にも、口に入れるもの便秘を解消する方法はあります。

それが食物繊維を積極的に摂るということ。

 

ただし!

取り方にはコツがあります。

 

まず食物繊維には2種類あります。

◇不溶性食物繊維:豆や玄米、芋や根菜に含まれる
◇水溶性食物繊維:海藻やキノコ類、リンゴやバナナなどのフルーツに含まれる

*水溶性は水に溶ける性質を持ち、不溶性は水に溶けない性質を持つ。

 

この2つの食物繊維には、便秘に対する効果にも違いがあります。

まず不溶性食物繊維は、便をかさ増しし、腸の蠕動運動を活発にしてくれます。

一方の水溶性食物繊維は便を柔らかくする働きがあります。

水溶性食物繊維は善玉菌のエサにもなり、善玉菌の増殖にも貢献します。

善玉菌が水溶性食物繊維を消化する時に出す短鎖脂肪酸は自律神経や免疫機能に働きかけ、脂肪がつきにくい体にもしてくれます。

 

この2種類の食物繊維の使いわけとしては、便の量が少ないならば不溶性食物繊維を多めに、

便に硬さがあったり、腸が疲れている感じがあれば水溶性食物繊維を多めに摂ると良いです。

普段は気にせず食べてOKです。

運動、呼吸、動きで便秘にアプローチ

便秘を解消するもう1つの方法が、体を動かすことで腸の蠕動運動を活発にするということです。

「運動」と言うとジムに行ったりランニングをしたりと大変そうなイメージですが、散歩だけでも効果はあります。

 

ずっと同じ体勢でいることも腸内環境の乱れに繋がりますので、デスクから離れて散歩に行くことだけでも良い運動です。

また、腸は揺らぎに寄ってリラックスをします。

外の空気を吸って、軽く体を動かすだけでも腸は蠕動運動を活発化します。

ずっと仕事続きだと交感神経のスイッチが入りっぱなし。

腸は副交感神経が活発になることで動きますので、そういった意味でも定期的なリラックス習慣が大切です。

その程度の運動で良いのです。

 

【自律神経】
交感神経:興奮や覚醒に関係
服交感神経:リラックスや落ちつきに関係

腸の蠕動運動は副交感神経が有意になると活発化します。

有意にするにための最も手軽な方法は、呼吸を整えることです。

基本的に呼吸が浅く、短く、吸う息の方が有意だと、交感神経が有意になります。

一方、ゆっくりとした呼吸で、長く吐く呼吸をすることで副交感神経が有意になります。

 

便秘の際は1日に5~15分で良いので、呼吸に集中する時間を取ってみてください。

 

【呼吸に集中する】
◇椅子に座るor胡坐or仰向けに寝る
◇鼻から吸って口から吐く
◇吸った時にお腹全体を膨らませ、吐くときに萎める(手を当てると分かりやすい)
◇吸う息と吐く息は1:2の関係(3秒吸ったら6秒かけて吐く)
◇慣れたら鼻で吸って鼻で吐く
◇これを繰り返す

 

呼吸で自律神経が整ってくると腸の蠕動運動も活発になってきます。

最後に:とりあえず便器に座る

便秘はお肌を荒れさせます。

これは間違いなく。

腸に溜まった老廃物、有害物質は血液に乗ってお肌に来る。

これ、テストに出ますからね。

 

そして、最後に付け足し。

便秘の時でもとりあえず便器に座るという心がけ、非常に大切。

腸に「うんちタイム」を覚えさせましょう。

 

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